ペンフェス2019にご来場ありがとうございました

「手書き」をとことん楽しむ3日間!…ペンフェスが終わりました!

6月28日(金)から3日間にわたり石丸文行堂本店で開催しました「ペンフェス2019」。
たくさんのお客様にご来場いただき、会場は「手書き」を楽しむお客様の笑顔はもちろん、わたしたちスタッフの笑顔もあふれた3日間でした。

ご出展・ご出品いただいたメーカー・お店のみなさん、武田健さん、長原幸夫さん、石丸治さん、ペンフェス開催にご協力いただいたみなさま。
そしてなにより、県内はもとより遠くは福岡、岡山、関西、関東、北海道(!)、なんと上海からも!お越しいただいたお客様、ほんとうにありがとうございました。
ぜひまたお会いできることを心より楽しみにしております◎

こちらではペンフェス会場の様子をご紹介したいと思います。
ご来場いただいた方にはペンフェスの余韻を、会場に来られなかった方にも会場の様子がお届けできればうれしいです。


会場は3日間通して大賑わい!あちらこちらで楽しそうに書いている様子が見られました。

「長崎美景」新作限定万年筆「グラバーフォレストローズ」とインク2色「壱岐ブルーエメラルド」「藤山マリアージュパープル」がお目見え。
「わー綺麗!」「すごくなめらかに書けるね」とたくさんの方にお褒めいただきました◎
中には2本目、3本目と、同じ長崎美景インクをご愛用くださっている方や、いままでに発売した限定万年筆をコンプリートしてくださっている方も!

ご愛用者様と実際に顔を合わせてお話しできる、ほんとうに貴重な機会でした!
頂いたご意見などは、これからの長崎美景シリーズに活かしていきたいと思います(^^)

PILOT「天皇ご即位記念万年筆 鳳凰」も登場。世界限定800本のうち、入荷した貴重な3本をご紹介しました。
見るほどに美しい、すべて手作業で施された蒔絵万年筆です。


 

今年は特にガラスペンのラインナップに自信あり。
気温によって結晶が作られる「ストームグラス」と石が入ったガラスペンは、ボディの綺麗さはもちろん書き心地もばっちりですよ◎

「ガラスペン全部、書いてみていいんですか!?」と最初はおそるおそる手に取る皆様も、ボディの太さや重さ、書き味の違いに気づくと、「じゃああれは?このガラスペンも書いてみたいな」と、心から楽しんでいただけていた様子でした。
ペンフェスで出会ったガラスペンとインクで、ぜひ「手書き」をもっと楽しんでいただければ嬉しいです◎

 


こちらは、石丸文行堂初の試みである「インク見本ペーパー」。なんと会場で無料配布しちゃいました!
デザインフィルやマルマンなど、紙質に自信あり!のペーパーにカラーバーインクのグラスを印刷。その場でインク帳(ペーパー)作りを楽しんでいただきました。
ご出展いただいた「VIRIDITAS」のあすかさんも、このインク見本ペーパーをお気に入りの様子でしたよ♪


今回はイベントも大物ぞろい!テレビ放送で一気に注目度急上昇、インク沼住人にはおなじみの万年筆インク案内人「武田健」さんによるタロット占い「インクetタロット」は、キャンセル待ちがでるほどの大人気でした◎

NBC「あっぷる」で生中継でペンフェスの魅力をご紹介していただいた。樋口友紀リポーターもプライベートでご来場いただきました。
武田健さんのタロット占いの結果をもとに、カラーバーインクの「ブルーラグーン」をご購入。
10年ほど眠っていたという万年筆もこちらで洗浄し、「万年筆で書くことを楽しみたいです!」と喜んでいただけました(^^)

 


 

長原幸夫さんの万年筆カスタムイベントも大盛況!
あの日本一のペン先職人の長原さんに、目の前でペン先を加工していただけるということで、みなさまも思う存分希望の加工をリクエストできたのではないでしょうか?

昨年に続き開催された、石丸ブレンダーによる「インク工房」も、大人気でした。
石丸さんの素敵な笑顔とテクニックで作っていただいたインクを、大切そうに持つみなさまの笑顔が印象的でした◎

 


隠れた(?)大人気イベントが、こちらの「筆圧診断」!
自分にぴったりな字幅やサイズ感の万年筆を教えていただけるということで、みなさま興味津々。

普段は意識しない、万年筆で書くスピードや強さ、クセをずばっと言い当てられて驚いた方も多かったのではないでしょうか?


「レターバイキング」もボリューム増で再登場!今回も、かわいいものからおしゃれでクールなデザインまで、種類豊富にご用意いたしました。
小さなお子様が、お気に入りの便箋を集めていく様子がなんともかわいらしく、わたしみやざきも思わずにまにま…。

 

右側の「Endpaper」さんの手製本ノートは大人気!
特にグラバーフォレストローズカラーのタイプはあれよあれよという間に完売しました。


試筆コーナーには、「あつまれ、みんなの手書き!」コーナーを新設。
「あなたにとって手書きとはなんですか?」をお題に、みなさまに思い思いの言葉を綴っていただきました。
ご参加いただきありがとうございました。

初代フェイスブック担当、たぐちも一筆。

石丸文行堂 石丸社長も。(3日間ガラスペンコーナーにて、魅力をみなさまに熱弁しておりました)
「手書き」の持つパワーに後押しされ、今回のペンフェスが開催でき、またたくさんの方にお越しいただけたこと。
ほんとうに嬉しい気持ちでいっぱいです。

お客様の「手書き」もご紹介させてください。
東京から、なんと3日間にわたりフル来場してくださいました(!)
書くことを楽しまれているのが伝わってくる、あたたかな手書きをありがとうございました♛

…と、ペンフェス会場のごくごく一部になりましたが、ご紹介させていただきました。


デジタルツールやSNSが普及した現代。
パソコンで打つ文字もスマホでフリックする言葉も
相手の心に気持ちをしっかり届ける手段です。
それでもわたしたちは、「手書き」にこそ書き手の想いや温度、
送る相手への気持ちが熱くこもる方法だと考えます。

万年筆やペンを持ち、紙を前に、姿勢を正して言葉を綴る。
早く気持ちを届けたくて走り書きにかすれる文字。

考え、ふと立ち止まったペン先に滲むインク。
決して片手間ではない「手書きの時間」は
自分の内面を豊かにしてくれる時間へと変化していきます。

万年筆やガラスペンなど、機能面はもちろん
デザインの美しさにもこだわった「ペン」。
オリジナルインク長崎美景やカラーバーインクをはじめとする、
色味で心をも表現できる「インク」。
つるつる、さらさら、ざらざら…
いわゆる「良い紙」が自分にとっての「書きやすい紙」とは限らない。
手書きを楽しむために欠かせない「紙」。
それらを全国から選りすぐり、みなさまと一緒に
「手書き」をとことん楽しむ3日間にしたいと思います。

 


これは、会場入り口に掲示した、「ペンフェスへの想い」です。
この想いの通り、ご来場いただいたみなさまにとって手書きをとことん楽しめた3日間になったなら、これほど嬉しいことはありません。

また…来年のペンフェスでお会いできることを楽しみにしております!