株式会社石丸文行堂
代表取締役社長 石丸忠直

くらしに豊かさを。しごとに楽しさを。

明治16年、文房四宝と呼ばれた筆、墨、紙、硯を扱う筆墨製造販売業として創業しました。浜市商店街や長崎の経済発展と共に歩み、原爆の悲しみも大水害の辛さも経験しました。創業から140年、人々のくらしの変化としごとの進化に寄り添いながら、様々な品と思い出を提供して参りました。
時代と共に取り扱う品物や提供するサービスは変わっても、お客様の困りごとに耳を傾け、お客様の想像をちょっと超える提案を心掛けるスタンスは変わりません。
「くらしに豊かさを。しごとに楽しさを。」
足を運んでくださるお客様にとって、エネルギーのような存在であり続けたいと願っています。

手書きは「書く」を味わう贅沢な時間。

「手書き」は、創業時から変わらず、私たちがもっとも大切にするテーマです。
手紙、日記、手帳、勉強、写経、アイデアスケッチなど様々。
相手に想いを伝える、思考を整理する、未来を描く。
字に込められた感情、時を経ても鮮明によみがえる記憶、拡がるイマジネーション。
スマホやSNSに触れる時間が増えれば増えるほど、手書きは贅沢な時間に。
その時間の主役は自分。そこに心地良さを与えてくれる道具は欠かせません。
万年筆、ガラスペン、色とりどりのインク、肌触りの良い紙など、石丸文行堂は「書く」を味わう贅沢な喜びを追求し、こだわりのある提案を続けます。

事業を通じて長崎の魅力を内外に発信。

歴史を遡ると、長崎は諸外国との交易拠点として人・物・文化が交流していました。日本地図では西の端に位置する長崎も、視点を変えればアジア諸国の玄関口です。
長崎には世界に誇れる魅力が溢れています。
中でも、稀有な歴史と恵まれた自然環境が育んだ、美食と美景は誇りです。
私たちは今、事業を通じて地元長崎の魅力を内外に伝える取組に力を入れています。
長崎の人に長崎の魅力を伝えることで、長崎を誇りに思う気持ちを高めたい。県外、国外の人に長崎の魅力を伝えることで、来県や移住を増やしたい。
それが私たちを約140年間温かく支えてくれた長崎への恩返しであり、私たちの使命だと考えます。