石丸文行堂は地域の皆さまに愛され、長崎の街の発展と共に歩んできました。
創業1883年から現在に至る石丸文行堂の歴史の一部を公開いたします。

■石丸文行堂の歴史

明治43年 店舗正面
前年、吉嗣拝山筆の「文具商」金看板が掲げられた店には上がり框があり、お客様は椅子に腰掛けて商談をしていた。
大正初期 店舗正面
写真左上の看板には、英語で「STATIONER K.ISHIMARU BUNKODO」と記されている。
大正初期 店内と陳列ケース
それまでの筆墨中心から、思い切って西洋文具の販売に踏み出した。
大正中期 店舗正面
看板「文具商」の縁と、アルファベット看板が外されている。
大正中期 歳末売り出し時期の店頭
新たにパイロット万年筆の看板が設置されている。
昭和3年 東濱町本通りの様子
昭和8年 落成した石丸文行堂新店舗
当時民間企業としては長崎初となる鉄筋コンクリート3階建てで、外壁はレンガ造りの瀟洒な新店舗だった。建築費用は27,300円という記録が残っている。
新店舗の店内風景(1
床はタイル貼りで、天井からはシャンデリアが下がっている。
新店舗の店内風景(2)
新調したガラス什器には多くの万年筆が並んでいる。
昭和12年に開設したタイピスト養成所の授業風景
昭和30年 店内風景(1)
万年筆が整然と並べられている。
昭和30年 店内風景(2)
画材、アルバムのコーナー。
昭和57年7月23日 長崎大水害
死者行方不明者299名という未曽有の大災害で、このあと店内は1.7メートルまで浸水した。
長崎大水害の翌日 水が引いた直後の店内の様子
幸い全員無事だったが、お客様も従業員も眠れぬ夜を明かした。
長崎大水害後
海底から引き揚げられた石丸文行堂の軽トラック
昭和58年 落成した石丸文行堂新店舗
地下1階~6階を売り場スペースとして大幅増床を行っている。
新店舗 店内風景(1
ギフト用品、インテリア雑貨、革小物などが並んでいる。
新店舗 店内風景(2)
高級筆記具、手帳、ファイルのコーナー
新店舗 店内風景(3)
ファンシー雑貨、ファンシー文具のコーナー

 

■商品券

大正初期
商品券10円券

昭和初期
商品券20円券

昭和30年代
商品券100円券

現在
商品券500円券

 

■メルシー券

昭和30年代
メルシー券10円券

昭和50年代
メルシー券20円券

昭和58年
メルシー券20円券

現在
メルシー券20円券

 

■包装紙

大正時代
包装紙

昭和8年
包装紙

昭和中期
包装紙

昭和中期
包装紙

昭和58年
包装紙

 

■広告

昭和初期
万年筆半額大特価

昭和10年代
ランドセル売り出し

昭和13年
学用品売り出し

昭和30年代
新入学セール

昭和58年
新店舗ビルオープニングセール