【ペンフェス2019出展】長崎・外海から生まれるペンづくり「VIRIDITAS」の魅力

6月28日~30日に石丸文行堂本店6階にて開催予定の「ペンフェス2019」。
各種イベントや長崎美景新作万年筆にたくさんのご予約をいただき、本当にうれしい限りです。
ありがとうございます!

さて、今年も会場にて販売&オーダーを行ってくださる「VIRIDITAS(ヴィリディタス)」さん。
長崎の外海でペン作りをされているご夫婦なのですが、一体どんな暮らしの中からペンが生まれているのか…わたしみやざきはずっと気になっていました。

そこで、外海まで直接お伺いし、実際にお二人とお会いしてきました!
外海での豊かな暮らしや、ペンづくりへの情熱などをお伺いしてきましたのでご紹介したいと思います。

長崎・外海から生まれる美しいペンたち

海沿いの美しい景色の先にある「VIRIDITAS」の工房。
ここから、世界の希少木や色彩豊かなアクリル生地を使ったペンが生み出されます。
おうちにお邪魔するまでの敷地には、鶏、烏骨鶏、なんとヤギまで!赤ちゃんヤギをなでるとふわふわで癒されます…

生後1か月だそうです!

まずは、ガラスペンや万年筆などのペン、その素材となる美しいアクリル生地等を見せていただきました。

人気の万年筆タイプ

早速見せていただいたのが、様々な色のアクリル生地。思わず「おおっ」と声が出ます。実は、奥さまのあすかさんによってそれぞれ色からイメージした名前が付けられているんです。
「ターコイズアイス」「マンゴークラッシュ」…おいしそうな名前にばかりついつい目がいってしまいます…。
この生地からどんなペンが生まれるのか…そんな想像を巡らせるとワクワクしてきちゃいます◎

雨に濡れる紫陽花に見えたり…

明るい空にうつるオーロラのように見えたり…。実はキャップとボディにそれぞれ違う生地が使われています。
見る人によって感じ方が変わるのも、色彩豊かなアクリルの魅力に感じました。

こちらは世界の希少木などを使ったペン。
ボディのくびれが手にフィットして、デザインの美しさとしてはもちろん、書きやすさのポイントにもなっています◎

どのペンもすべて手作業で丁寧に作られており、手に持ってみると不思議なほどしっくりとなじみます。

ボディの美しさはもちろんのこと、ガラスペンや万年筆、水性ボールペンタイプ、さらにはなめらかさに定評のあるジェットストリーム芯や書いて消せるフリクション芯などの国産の替芯が使えるタイプまで、「ペン」と名前の付くものならなんでも作れるのも魅力のひとつです。

こちらはアクリル生地と、希少木などを合わせたオリジナル素材で作られています。思わず惹きこまれてしまうほどの、今までに見たことのない美しさ。
「こんな色味で作りたい、こんな木を入れたい」などの要望にも柔軟に応えていただけるとのことです。

美しいペンたちを生み出す工房

そしてそんなペンたちが生まれるのが、こちらの工房。
たくさんの加工機械や素材が所狭しと並んでおり、加工作業一つ一つの細かさと繊細さを伺い知ることができました。
棚の上には、何年もかけて乾燥させながらペンになる日を待つ木の素材たちが並びます。

作業工程を丁寧に説明してくださいました。お忙しい中にも関わらず、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。

6月28日~のペンフェス2019会場では、人気のアクリル生地のほかにも、イチオシの素材などもお持ちいただけるとのことです。
ペンになる前の素材を目の前に、直接お話しができる貴重な機会。ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

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