【本店3階】名尾手すき和紙

名尾手すき和紙は・・・
1690年に佐賀の和紙産地、名尾地区にて100軒以上の和紙工房が軒を連ねた
「名尾和紙」を現在も漉き続けている名尾最後の手すき和紙工房です。

名尾手すき和紙では、通常和紙の原料として使われるコウゾではなく、
名尾地区に自生するカジノキを使用し、栽培から手すきで紙にするまでを名尾の工房で行っています。
カジノキは繊維同士が絡み合うため、薄手でも丈夫な紙が出来るのが特徴です。

〖ちぎり一筆箋/ちぎり便箋〗
名尾手すき和紙の中でも最古の技術である光を通すほどに薄い紙を漉く提灯紙の技術を用いて、
「透かし」の罫線をひいた一筆箋と便箋です。
筆や万年筆、ボールペンなど、様々な筆記用具できれいに文字を書くことができます。

〖すき込み封筒〗
襖紙や障子紙に用いられてきた植物などの異素材を和紙に混ぜ込む「漉きこみ」の技術を応用し、
季節の植物(い草/紅葉/菜の花/紅花/紫陽花)をすき込んだ封筒です。
季節や手紙の内容に合わせて使用できます。

〖文綴箱〗
「ちぎり一筆箋」「ちぎり便箋」「すき込み封筒」の三種が入った文箱のセットです。
本型の文箱なので引き出しだけでなく、本棚にも収納することができます。
厚手の手すき和紙で箱を包み、銀の箔押しを施しているので、
贈り物としてもおすすめです。

「名尾和紙」は佐賀県重要無形文化財にも指定され、
佐賀の伝統文化に触れる一品となっております。