【本店3階】藍濃道具屋2022夏季限定インク『假鬼假怪(ジャグイ・ジャグァイ)』コレクション

台湾のブランド藍濃道具屋(レンノンツールバー)より、2022年夏季限定の万年筆インクが発売されました!
今年の限定色は、自然豊かな台湾の海や山の、様々な精霊にまつわる物語が語り継がれた
『台湾怪談』コレクションです。

『台湾怪談』コレクションでは、小さな子供たちを今もなお怖がらせる”虎姑婆”や、
いたずらな”魔神仔”、子供たちを守る”椅仔姑”、教室で召喚された”筆仙人”など、
台湾で人気のある台湾怪談を紹介しています。

・染料インク
・30ml
・2,750円(税込)

 


【虎姑婆(フークーポー)】
その昔、夜になるとしばしば”虎ばばあ”が出没し、子供の世話をすると見せかけて、
まだ眠りたくない子供を食べてしまうと信じられていました。
もしかしたら”虎ばばあ”は子供好きのトラの精霊で、子供を早く眠らせようとする
大人によって生み出された作り話だったのかもしれません。


【椅仔姑(ラークー)】
民話では、虐待されて亡くなった少女が幽霊になり、家の片隅の静かな場所に小さな
椅子に姿を変えて他の少女を見守っていると信じられています。
時々彼女は子供に姿を変えて、その家に来た子供たちを戯れますが、大人を見ると
すぐに姿を消してしまいます。


【魔神仔(モオシンツァイ)】
山に住む妖(あやかし)は、いつも道に迷った旅人を歓待します。しかし、彼らは
しばしば土の団子やミミズ麺をご馳走します。多分それは文化の違いで、悪意は
なく、ただみんなと遊びたいだけなのかもしれません。


【筆仙(ビーシエン)】
子供たちのグループが教室の隅にあるテーブルを囲みながら座ります。
「筆仙さん、筆仙さん、どうぞ出てください!」彼らは真剣に声を発します。
彼らがいくつかの呪文を唱えた後、子供たちがしっかりと手を添えているペンが
紙の上を動き出し「私は筆仙です」と書き始めます。